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企業家の視点からビジネストレンドを紹介していきます。

適小デザイン住宅が成功のカギ

BIM

 

建築業界では、最近「BIM」という用語が頻繁に登場しています。
BIM、つまりBuilding Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)は、建物を3Dでモデリングし、設計、コスト、運用の情報を一元化して管理する技術のことです。
このBIM技術は、一般の住宅建築にも徐々に導入され始めています。工務店やハウスビルダーにも、ぜひ導入を検討していただきたいと思います。

 

www.megasoft.co.jp

 

2023年、新築の着工件数が5%近く減少しました。今後、この減少傾向はさらに加速すると見られています。このような状況を踏まえ、新しい市場を開拓し、事業の範囲を広げる必要性を強く感じています。

 

特に、2022年には、これまでの注文住宅市場が建売市場に逆転されるという事態が発生しました。この変化は、大手企業間での成果の差を明確にしています。例えば、一時期業績が落ち込んでいたタマホームは、狭小地に特化し建売住宅への取り組みを強化することで市場での成長を遂げています。一方、アイダ設計は、注文住宅に固執し続けた結果、大きな損失を出しています。

 

news.yahoo.co.jp

 

これらの事例を考えると、今後の戦略としては、従来の50坪の平均的な土地サイズよりも小さいながらも狭すぎない「適小サイズ」を対象にし、完全な建売ではなく一部カスタマイズ可能なセミオーダー式のデザイン住宅が重要になってくると思われます。名付けて「適小デザイン住宅」です。
こちらのブランド化を進めてまいりますので、今後も動向を追って頂ければ幸いです。